1997-04-09 第140回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
負担が多いというふうに企業は言いますが、企業がどういう市場を対象にどういう活動をしているかということによって状況は変わってくるわけですし、それから端的に言いますと、租税負担とか社会保障の負担以上に、現在の国際関係の中で企業のコスト高感を発生させる最大の原因は為替レートの変動なんです。
負担が多いというふうに企業は言いますが、企業がどういう市場を対象にどういう活動をしているかということによって状況は変わってくるわけですし、それから端的に言いますと、租税負担とか社会保障の負担以上に、現在の国際関係の中で企業のコスト高感を発生させる最大の原因は為替レートの変動なんです。
これはもちろん税制の問題でございますし、一割配当というものをコストと考えるべきかどうかという議論はございますでしょうけれども、企業の経営者から見ますと、やはり増資の場合に負担が大きい、実質的なコスト高感はあるようでございます。 それからもう一つは、市場が増資を受け入れるか、社債を受け入れるかという、この問題はございます。